相手の話を聞く段階で肯定・否定を決めていた。感情に左右される聞き方に注意しよう。
誰か他人と話すとき、その時の自分の感情で肯定的になったり否定的になったりしてしまうことはありますね。
相手の言っていることが仮に同じであったとしても、それを話す人が変わったら感じ方も変わってしまいます。
また、状況が変わっていても感じ方も変わります。
最近、現実に体験してきたので感じたことを書いてみたいと思います。
人が変わると感じ方も変わる
うちはお金少ないから
これはつい数日前のこと。子どもに「うちはお金少ないからサンタさんに頑張ってもらおう」という冗談とも本気ともわからないことを言われました。
まぁ冗談だと思うことにしますが、「お金が少ないから」という言葉にはグサリときます。この言葉を子どもから聞くと「お前らがそんなこと言うか?」と思います。
どこを見てそんな風に判断しているんでしょうか。(冗談と思えてないw)
お友達がお金持ちなのか…?
もしこれを妻が言ったらどうでしょう。
うーん。基本的には申し訳ない気持ちに溢れてしまうでしょう。「あ?何じゃコラ」と発音はできない言葉が浮かんでくるようなことは決してありません。
ディズニーランドなどに遊びに行っても、どこか節約を意識してしまう部分はあります。もっとあって困るものじゃないだけに、もし「稼ぎが足りない」と言われたら返す言葉はありません。
感情が変わると感じ方も変わる
僕には少し歳の離れたおっさんの友達がいます。話はとても面白いし経験も豊富なのでとてもためになります。年上ですが全く偉そうじゃなくて、みんな話しやすいというような人です。
だからこそ、その人の話は素直に聞くことができました。それが自分とは違う意見でも「すんなり」と入ってくるんです。
ですが、昨日は少し様子が違っていて、僕が何か言うとすべて「違う。それは…」とか「でも…」とかのように否定的な返事が繰り返されました。
明らかに僕が違っているならともかく、そういうものじゃなくても否定。
何か嫌なことがあったんだろうな…と思いつつ
僕自身がおっさんの意見を聞きながら、否定する部分を探してしまうんです。
多くの人は僕のように否定する部分を探してしまう…なんてしないかもしれないですね。
でも、相手を認められないと相手も自分を認めにくくなるのは確かでしょう。
話を聞く準備の段階からマイナス方向を向いてしまっているように感じました。
お互いにとって良くないことでしたし、今後は注意しようと思います。