心を守るためなら、ツラすぎる仕事は辞めちゃえばいい。
今回の話は「辛さを我慢しながら働かなくたっていいんだ!」って話です。
妻も元気になるまで時間がかかりましたよー(^^;
妻はとても真面目な人です。
僕の相当なおもしろ発言を聞いても(いつも)スルーするくらいに真面目な人です。
子どもたちが大きくなり、受験や進学といったお金のかかる諸々があり、より時給のいいパートに変わることになりました。
その職場では「新人が3カ月と持たない。」とマネージャさんが嘆いていたらしく、「期待してます」という言葉に「頑張ろう!」と気持ちを引き締め、妻は仕事をスタートさせました。
妻は意外とストレスには強いし、今までもそれ相応の仕事をしてきたので心配はしていませんでした。
ところがスタートした職場では厳しい指導が待っていました。
それでも仕事上の指導なら問題はなかったと思います。厳しい指導に加えて自分自身や家族を貶すような言葉をかけられ続けたりしたそうです。
職場には常時3人程度しかおらず、そこにいるトップ2人にそうされては何もできません。
一つ一つは小さな「言葉」ですが、毎日聞かされていると「小さな言葉の積み重ね」で人は壊れてしまうのかもしれません。
私が知らない間に妻は精神科にかかるようになっていました。
言ってほしかった気持ちはありますが、本人は「どう伝えれば心配させなくて済むかわからなくて」と。
いや、心配は絶対するわ…。
そんな状況でトータル半年ほど勤めました。
僕もそうですし、病院の先生もやめることを勧めましたが、「仕事を辞める」という言葉を伝えることもできないほど追い込まれたようです。
「それなら僕が連絡するよ。」というと嫌がるし、仕事に行くことを考えるとポロポロと涙をこぼします。
今までにそういうことが一度たりともなかったのでとても心配しました。
それでも辞めるしかないです。
励まし、様子を見、薬に頼って…時間をかけてようやく「辞める」と伝えることができました。
うちの場合は、退職して元気を取り戻しています。
でも、もしかしたらもっと大変なことになっていたかもしれません。
だから僕は思うんです。
仕事をしてお金を稼ぐということは簡単なことではないし、我慢すべきこともたくさんある。
だけど、本当に無理な時は辞めちゃいましょう。
自分を守るためには必要なことだと思います。