劣等感を個性に変えよう。劣等感から抜けられなかった自分を前に進める方法
4月ですね。新しい職場、学校、部活など、新しい人間関係が作られる季節です。
小さな仕事でも頼まれたものをしっかりやろうとか、与えられた少しのチャンスでアピールしようとかいろいろと模索し始める時期ですね。
そんな中で他の人と「比較される」ことが多くなる時期でもありますよね。
「比べないで」こんな気持ちになりませんか?
他人と比較されることが多くなると「自分はダメだ」と思ってしまうことはないですか?
周りのみんながすごく見える。そのせいで自分を否定的に見てしまう。
頼まれた簡単なことも自信のなさのせいでうまくいかなかったり・・・
自信が持てないから、挑戦することすら躊躇してしまったり、できなかったり・・・
悪循環が起きてしまうことも多くありますし、悔しい思いと情けない気持ちにあふれている人も少なくないかもしれません。
比べているのは自分だと気付くこと
結局、劣等感っていうのは他人との比較です。そして、その比較をしているのは他人ではなくて自分です。
「俺より〇〇さんの方がコミュニケーションが上手」
「〇〇さんはイケメンすぎる。それに比べると自分は…」
「みんなスタイルがいい。俺はなんでこんなに短足なんだ」
と、これみんな私の劣等感の一部です(笑)
よく考えればこれらは、他人に言われたわけではなくて、勝手に自分が思っていることです。(たぶん合ってますけどね)
一般的に言えば、思い込んでいるだけの劣等感も相当多いのではないでしょうか。
劣等感自体が問題ではない
劣等感自体が問題なのかというと・・・違うと思います。
だって「劣等感」なんて誰もが誰かに持つものですよね。
私みたいな明らかに劣る部分が多い人も
傍目からは「できる男」のあの人も
きっと何かの劣等感は持っています。
劣等感を抱えている、ということは実は多くの人に共通するものだということ。
それを理解して劣等感を「自分を変える原動力」にできるかどうかが問題なのです。
悩み続けても仕方ない。原動力に変えよう。
劣等感は抱えているけど、前向きな人。
逆に劣等感を抱えて、落ち込み悩み続けてしまう人。
劣等感を持っているのは多くの人に共通していても、対処が違っています。
どうせなら劣等感を原動力として自分を変えてしまいましょう。
今持っている「劣等感」がただの思い込みの可能性もあるし、克服できるかもしれないし、別の良いところを伸ばせばいいだけです。
あえて意識した劣等感を克服しなくてもいい
劣等感にもいろいろありますよね。克服できる劣等感と、克服は難しい劣等感。
私は身長が小さいので大きい人の近くに行くと「劣等感」が顔を出します。
この劣等感はどうしようもないですよね。遠い過去に成長の止まった今、大きくはなれないし、遺伝的にも・・・なれるわけもなかった(;´Д`)
克服できる劣等感は克服するのがいいです。「悩みの原因」が消えるのですから。
でも、克服が難しいものは、無理にそれを克服しようとしなくてもいい。
誰にでも何かの魅力はあって、私にも高身長に代わる魅力があればいいのだから。
「自分を変える」のは、別のところで良いですよね。
意識的なひとりごとと視線の効果
劣等感を持っているとどうしても気分が落ち込みやすいですよね。
「かたまり」の私にはよくわかります。
ある時から意識して「明るい言葉」を自分に対して掛けるようにしました。
心の中で言うこともありますが、周りに人がいなければ、結構大きめの独り言として意識して言います。
また、視線をいつもより上にすること。この2つをやると落ち込み続けることは難しいです(笑)
「ひとりごと」には、
- 自分の声を聴くことで落ち着く・リラックスする
- 頭の中を整理することができる
- アイディアなどが出やすくなる
などの効果もあるそうです。
ぜひ試してみてください。
ただ、周りの人には注意しましょうね。変な警戒感を持たれても悲しいですから。
まとめ
劣等感の中には一生付き合っていくものもきっとあると思います。
それをずっとマイナスにとらえ続けるのはきついですよね。
どこかで区切りをつけて個性をとらえるようにしましょう。
また、克服できる劣等感は努力して克服しましょう。そうできたら、きっと悩みが消えるどころか自分の売りに代わるかもしれませんね。