会いたくない人が教えてくれた、本当に大切にすべき人たち。
もうすぐ、親戚の結婚式があります。
結婚式を挙げないという事でしたが、急きょなぜか挙げることになったようで。
「結婚したよ。結婚式はしない。」と言われた時に、お祝いを贈ってしまったのでご祝儀をどの程度にしたものか困りものです(笑)
そして、その結婚式には会いたくない人も来ます。
会いたくない人でも会わなくてはいけない
会いたくない人は僕のおじさんおばさん。
父は、その件以来体調が何となく優れないこともあり「何があっても会いたくない」とのことで、結婚式には代わりに僕が行くことになりました。
正直、父よりも僕の方が会いたくない気持ちがあると思っているのですが、父はそういう感情を抑えるのが苦手なので僕の方がまだいいのかもしれないです。
「多少の遺産あるだろ?隠すなよ」
きっかけは遺産相続絡みです。まぁ、ベタですよね(笑)
よくドラマでドロドロしたものを見ますが、「うちは金無くてよかったわ」と自虐にも似た言葉で貧乏を何とか納得していた僕たちには関係ない話だと思ってました。
けど、関係あったみたいです。
遺産と呼べるものは本当になかったのですが「隠すな。無いわけないだろ」と。
通帳とか全部見せても、隠してる通帳や口座があるんじゃないかとか。その他にもチクチクと言われたようです。
罵倒されることに耐え切れず、父は話し合いをやめてしまいます。結構早い段階で(笑)
結果、僕が話し合いに出る羽目に。なので、僕の方が本当は会いたくないw
僕が話し合いに行くようになっても内容は相変わらず。
挙句、自分は十数年親に会いにすら来なかったのに、「可哀そうだった」「お前らのせいで寂しい生活だったんじゃないか」なんて。
そこに関しては、よく来てくれていた別の親族が「そんなことはない」と否定してくれましたが、この言葉で僕は「この人とは無理だ」と感じました。
もう、話し合いって言っても殆ど「取調べ」か「面接」ですよ。
こんな感じですから。
そんなこんながあり、僕や妻、そして子どものために貯めていたお金を払わざるを得ない形になりました。
ないものを無いと証明するのは本当に難しい。
お金が人を変えるのは本当だと感じる瞬間
このおじさんおばさんも、親に会いに来たりしなかったですが、人として嫌いだったわけではありません。仕事とかの能力は高い人なのでむしろ尊敬していた部分もあります。
また、よく会いに来てくれていた親戚も僕は大好きでしたし、信用してました。
でも、僕を信用してはくれなかったみたいです。
遺産相続なんて数千万とか、かなりの高額なイメージありますが、僕たちの話はもっとずっ~~と少額です。
でも、僕たちにとってはコツコツためた大切なお金。悔しさもあります。
長年仲良くしてくれた親戚(一部は会わなかったですがw)もこんなことで変わっちゃうんだなと感じました。
「面倒見てくれてありがとう。」「いつもいつも感謝してる。」
掛けてくれた言葉も嘘だったのかな?と思うとちょっと悲しい。
兄弟・家族に感謝することもできた
だた、この件では悔しい、悲しいだけじゃなく、良いこともありました。
お金が足りなくて、その支払いがキツイことを知った兄弟たちが助けてくれました。
家族の手助けや書士さんや弁護士さんの紹介など、本当に近い周りの人たちにすごく助けられました。
兄弟・家族に本気で感謝する機会が持てたことはよかったと思います。
また、家族の一人が亡くなり、悲しんでいる最中に起こった騒動で、うまく対処できなかったのもありますが、必要な知識が足りていなかったのも感じました。
そんな僕に一生懸命調べて教えてくれる人もいました。
こんなにいろんな人に助けられているんだなと実感できたのは本当によかった。
こんな遺産相続のちょっとした揉め事はよくある話ですし、だれにもあり得る話なので特別なことではありませんが、やっぱりある程度の知識を持っておかないといけないと感じました。
ただ、それ以上に…本当に困ると助けてくれる人が自分の周りにいる。その人たちを大切にすべきだと思いました。
さて、もう一度コツコツと子どものためのお金を貯めはじめよう。