「同情して。かまって。」は離れる一方。感情を押し付けるんじゃなくて、今の自分を楽しむ方が良策。
僕の周囲にいる結構な近い関係の人で、やたらみんなに嫌われてしまっている人がいます。
その人は人間的には悪い人じゃないのです。むしろ、どちらかといえばいい人の部類に入るのかもしれません。
でも…嫌われるというか、ちょっと避けられてしまうタイプなんですね。
まぁ、僕自身大した人間ではないですが…
とりあえず自分のことは棚に上げて…その原因を考えてみる事にします。
原因1.過去の栄光にとらわれている
何か話していると多くの場合、「俺なんてね、昔は○○だったんだよ」という自分の過去の栄光に話しを持って行ってしまう人です。
しかも「俺なんて…(すげぇだろ?)」って言葉に見え隠れするように比較してくるんです。
比較っていったって知りませんよ。その人のすごい過去なんて。
そんなものと比較された上での自慢話なんて素直に聞けるはずもありません。
それでも、最初の頃はみんな「すごいね」と言って聞いてくれるんですが、すぐに飽きられてしまう。学校の柔道大会で優勝したとかw
原因2.マイナスの発言しか聞こえてこない
とにかくマイナス発言が多すぎる。
まぁ年齢高めな人なのである程度は仕方ないかもしれないけどね。
僕も膝痛いとか言ってしまうし。
「疲れた」「痛い」「嫌になった」「つらい」「雨だ、やる気失せる」「晴れだ、仕事きつくなる」「人に嫌われているのは知ってる」…書いていても嫌になりますが、会うたびにこういった話ばかり。
「楽しかった!」「うれしい」「やったぁ」なんて言葉知らないのかな?
しかもね、ひとり言なんです。全部。
近くにいる人に聞こえるようなひとり言。
とと姉ちゃんに出てくる「清さん」のマイナスバージョン。
原因3.本人が自分の事を好きではない
すべて内包しているかもしれないけど、その人は自分のことが嫌いなんです。
本人が言ってたから間違いない。
過去の自分の自慢話をするのは「現在の自分に自慢できることがないから」って聞いたことがあります。
マイナスの発言は「同情してほしい。さみしいから気を引きたい。」からだとも。
つまり、これらは結局今の自分が楽しくないから出てくる感情ですよね。
楽しい会話をする人には会いたくなるし、つまらない話しかしない相手とは人間的にはイイ人だって疲れてしまう。だから距離を置きたくなる。
対照的な彼は「自分大好き人間」
自分のことが嫌い
この発言を聞いた時に「はっ!」と頭の中に浮かんできた奴がいます。
あいつは全く逆だ。
ただただ、自分のこと大好き。
そう…彼です。
ケツ男。ケツ男自分大好き。
原因1.は近い感じあります、超自慢しいなのでw
でも、原因2.3に関しては正反対。
自慢しいで自信家でプラス思考で自分大好きなケツ男「M」。
周りからは(特に大人になってからは)面倒臭さがアップしましたので、若干の疎まれ感はありますが、彼からは本当にプラス思考な話しか聞こえてきません。
面倒だなとか疲れるなぁとか思ったことはありますが、嫌になったことってほとんどない(少しある)。よく笑う人なので近くにいれば笑ってしまうし楽しい気持ちになる。
楽しい人には楽しい気分にさせられる
マイナスの気持ちでいる人を見ていれば、当然いい気分にはなれません。
イライラしている人の近くにいたら、こちらもストレスをためてしまう。
楽しくよく笑う人には楽しい気分にさせられます。
かまってほしかったり、好かれたかったり、気にかけてほしかったり。
そんな気持ちは僕もわかります。
でもその表現方法が間違っているから上手くいかない。
今やるべきなのは、今の自分を楽しむこと。
なにかひとつ楽しみを見つけること。
そうすれば自然と楽しい言葉を出すだろうし、会話が明るくなり楽しいものになる。
会話が楽しいものになれば、自然と人は寄ってくる…んじゃないかと。
本人をその気にさせる事がなかなか難しいんですけどね。
何かを言ってもマイナスに受け取るので。
でも、なんとかいい方向にしてあげたい。
僕だってどうせ会うなら楽しい方がイイですからね!